社長日記
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2010.05.10

手術 そして 退院


4月1日 木曜日 手術当日
 
 
いつものように 看護師さん

体温と血圧測定
 


それといつもの質問

「おしっこは何回ぐらい?お通じは?」


   「おしっこは、4,5回ぐらいかな

    お通じは無 もう5日ぐらいないよ」

 
「それは よくないですね

 でも、今日は手術だから、後で浣腸するからいいか」


   だって

 
 
 
午前7時
 
社員の熊ッキーからメール

「手術の成功を花見の席上から
 
 お祈りしております。
 
 頑張ってください。」
 
 
おれは、

   「おはよう
 
    手術終わったら行くから
 
    席 空けとけよ。」
 

    行きてえーーー

 
とにかく 
 
 
    ありがとう
 
 
 
 
午前中 無事

またまた 初体験の 浣腸

終了
 
 
  
午後3時 手術予定。
 
 
 
でも、3時になっても何も言ってこない
 
だんだんドキドキしてきた。
 
 
 
3時20分ぐらいかな
 
やっとお迎えが来た。
 
なんか 死刑執行 って感じ

もちろん 死刑 執行されたことないけど
 
 
  
かみさんに付き添われて

手術を受ける中央棟へ
 
 
途中で、かみさんとはお別れ
 
 
 
 
手術室前に 到着
 
 
 
しばらくすると、担当看護師さん 
 
登場
 
 
   これまた 美しい
 
 
担当の ほにゃらら です。

 
残念ながら 名前忘れた。
 
 
でもまだ冷静だし、落ち着いていた

手術室前の時計は3時40分を指していた

時計を見る余裕もあった。

 
 
看護師さん

「お名前を確認します お名前は?」
 
 
   「石田純一です」
 
 
沈黙ーーーーー
 
 
   「ごめんごめん 伊藤です」
 
 
 
ようやく 手術室へ
 
 
 
   おう これが手術室の天井か
 
 
   電気がいっぱいあるな
 
 
   三森先生の職場きれいだな

 
 
そんなこと思いながら きょろきょろしていると
 
 
 
麻酔医の先生登場
 
 
ばっちり化粧した お美しい
 
 
女医さん
 
 
手術前の説明にも来たが、
 
俺の印象は、
 
 
   引田天功
 
 
   イリュージョン って感じかな
 
  
 
手術台に横たわる 俺に向かって
 
 
「ご気分は悪くないですか?」
 
 
   「(絶好調です)」
 
 
と 言おうとしたが、
 
 
さっきのように 沈黙はつらいし、
 
麻酔薬ちょっと多めに入れられるの怖いし
 
 
   「大丈夫です」
 
 
と 答えておいた。
 
  
 
するとすぐ、イリュージョン引田天功は
 
「麻酔の準備のお薬入れますね」
 
 
   「はい」
 
 
「ちょっと、ぼーと するかもしれませんよ」
 
 
 
   ぜんぜんしねえ 頭すっきり
 
 
   さあー こい   
 
 
 
って 感じ
 
 
   絶対 寝ねえぞー
 
 
 
すると イリュージョン天功は、
 
「それでは、眠くなるお薬入れますよ」
 
 
   来るなら来てみろ 
 
   「はい わかりましーーー」
 
 
 
   「 た 」
 
 
は、言ったかどうかわからないが、
 
 
その直後
 
 
 
 
看護師さん
 
 
「伊藤さん 伊藤さん」
 
 
   なんだよ 今麻酔したばかりなのに
 
   おこすなよ
 
 
 
   「あれ? どうしたんですか?」
 
 
 
「終わりましたよ。」
 
 
   「何が?」
 
 
「手術」
 
  
 
   「手術?
 
    もう終わったの?
 
    うそーーーー」
 
 
   そう言われると、首は何かかっちり 巻かれてるし
 
 
   あれ? 左の骨盤あたり 何か違和感
 
 
   もしかして 取られた?
 
 
 
 
 
お迎えの病棟の看護師さんが来て

「病室帰りましょうね」
 
 
   「(なんかわからないけど) はい」
 
 
 
 
 
病室へ帰ると かみさん

「時間かかったね」
 
   「何時?」
 
「9時半ぐらい」
 
   「もう、そんな」
 
 
病室出て 6時間か。
 
 
 
長かったんだな 
 
でも
 
   俺には   一瞬 
 
 
だった。
 
 
 
 
   「じゃあ 遅いから帰りな」
 
 
  
 

その晩は、あまり眠れなかった。
 
 
 
 
 
明け方 左の腰辺りが痛いので、看護師さん呼ぶ。
 
 
    「いてえよ なんとかして」
 
 
「どこがですか?」
 
 
    「左の腰」
 
 
「あぁ 腸骨取ったんだ」
 
 
   「腸骨 なんだそれ?」
 
 
   「まぁ いいから なんとかして」
 
 
「痛み止め、本当は食事後だけど 飲みますか」
 
 
    「飲む 飲む」
 
 
 
 
 
しばらくすると 痛み 少しおさまったので 朝食


おも湯だけど 普通に お手伝いのもと食事
 
 
 
 
その後 しばらくして
 
 
回診の先生
 
「痛みますか?」
 
 
    「腰のあたりが」
 
 
「あぁ 腸骨 取ったんだね」
 
 
「これは、移植のためにある骨だから」
 
 
    「え? 本当ー?」
 
 
「 う そ 」
 
 
    おいおい
 
 
 
 
しばらくして 執刀医のS先生 登場
 
 
「首 痛い?」
 
 
   「痛くない けど 腰は痛い」
 
 
 
「そうなんだよ そこ痛いんだよね」
 
 
   「聞いてねえよ」
 
 
 
手術前に 痛みについては聞いてなかった
 
 
 
 
 
骨盤の痛みを 痛み止めで紛らしながら 
 
 
 
術後初日が過ぎた 午前零時前

携帯のメールの ぶるぶる で起きた。
 
 

高校のクラスメートの酒井君

「絵馬
 (やはり同級生のやってる
  神楽坂のスナック)
 
行ったら、(大阪の)林が来て
 
東京転勤だって」
 
 
    そんなことで 酔ってメールするなよ
 
 
    俺 痛くて苦しんでるんだから
 
 
    でも、相手は知らないしな。
 
 
 
だいぶ回復した時メールすると
 
「おれも、慈恵にかかってるから
 
 水曜日外来だから 部屋よるよ」
 
 
だって、
 
 
うれしいやら かなしいやら
 
この年になると お互いいろいろあるな。
 
  
 
 
 
 
術後2日目 4月3日土曜日


回診のとき かたく固定されていた

首のテープを取り 消毒

そのあと、簡単なテープになった。
 
 
 
骨盤もなにやら消毒後テープで蓋された。
 
 
そのあと、首は毎日 消毒 と 
 
テープ取り換えが あったが、
 
骨盤は見るだけで何もない。
 
 
不思議だけど まぁ いいか
 
 
それより
 
 
 
 
 
そのあと 登場の K先生(この方が執刀医?)
 
S先生の弟子らしき K先生
 
 
「今日から車いすへ座ってください」
 
 
    「いいの?」
 
「はい でも座れたらですけど」
 
 
そう言われるとファイトがわく
 
 
   「座ってやろうじゃないの 痛たーーー」
 
 
「でしょ」
 
 
 
    「腰 痛たー
 
     首より 痛たーーー」
 
 
「みなさん そう言います
 
 
 
 月曜日からは、歩いてもらいます」
 
 
   「うそーーー」
 
 
 
「痛くて、歩けない方も半分はいますから

 まぁ あせらずに」
 
 
 
 
この日は、
 
車いす座るのも大変だし
 
1時間ぐらい座っていると 頭が痛くなってくるし
 
 
 
こんなんで、月曜から歩けるかな?????
 
 
 
 
術後3日目 4月4日日曜日
 
 
今日は、友人の Oさんの誕生日
 
そうだ 

    おかま の日だ

 
 
彼 曰く
 
「3月3日が、女の子のお祭り
 
 5月5日が、男の子のお祭り
 
 だから
 
 4月4日は、おかま(おなべもあるけど)
 
        の お祭り」

だって。
 
 
お祝いのメール打ったが、届かなかった。
 
 
 
 
でも、そのあと2度もお見舞いに来てくれた。
 
 
    ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
まだ、まだ、車いす つらいけど
 
座っていられる時間 だいぶ伸びてきた。
 
 
   
    明日は、歩くぞー
 
 
 
 
先生から 半分の人は歩けないからと聞くと
 
やっぱり
 
   ファイトがわく
 
 
 
実は、この日の夜 かみさんが帰った後 
 
 
看護師さんに 内緒で 歩いてみた
 
歩いて、部屋のトイレに行ってみた
 
 
    「あぁ これがトイレか シャワーもある」
 
でも、相当痛かった。
 
 
 
ここで 病室紹介

病室入口から.jpg
 
ベッド.jpg 
 
 
 
 
 
 
術後4日目 4月5日月曜からは、
 
 
予定通り
 
 
歩行訓練開始
 
 
 
補助用の車を押しながら
 
 
ひたすら、病院内のフロアをぐるぐる
 
 
 
 
会うたび 看護士さんに

「がんばってるねー」
 
 
   「がんばってるよ
 
    明日退院だから」
 
 
「えっ? 本当ですか?」
 
 
   「 う そ 」
 
 
 
励ましてくれた 看護師さん

ほかにもたくさんたけど まずお二人
 
看護師さん.jpg
 
 
 
 
 
 
術後 5日目 4月6日火曜日
 
 
午後 高校の同級生が見舞いに来た。

 
 
部屋に入ってくるなり 藤田君
 
 
「おまん なにょうやってるだ」


   「ほんなこん 言ったて しょおんねえじゃん」

 
   「ようやく 歩けるようになっただよ
 
 
    かみさんに 下の世話なってるけど」
 
 
 
南 君

「へえ 伊藤もこれで 奥さんに

 頭  上がらねえな」
 
 
   「ほんなこんねえさ」
 
 
  と いいながら そうだなとも思った。
 
 
 
 
 
このあと、退院までたくさんの方に

お見舞いに来ていただきありがとうございました。
 
 
 
 
また、けが直後に 
 
わざわざ
飯山まで来ていただいた

星社長ご夫妻

ありがとございました。
 
 
 
 
さらに、無理を言って お見舞いを控えていただいた方々
 
申し訳ございませんでした。
 
 
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
 

病院での 歩行訓練は 順調に進んだ。
 
 
こんなかっこうで 歩いていた

入院中の姿.jpg

 
 
 
 
 
術後2週間 4月14日水曜日
 
レントゲンを撮った
 
 
 
その後 S先生
 
「レントゲン 問題ないよ」
 
 
「歩くほうはどう?」
 
 
    「完璧 この通り
 
 
     地下3階から11階まで
 
     歩いてます」
 
 
「そんなに頑張らないでよ
 
 ゆっくり
 
 
 でも、歩くことに不安がないなら
 
 土曜日 退院 かな」
 
 
 
    「やったー 退院 するする」
 
 
 
 
そのあと K先生(俺のレントゲン持って)
 
「これ見て」
 
 
    「さっき見ましたよ S先生来たから」
 
 
「なんだ S先生来たんだ」
 
 
    「でもよく見てないから、見せてください」
 
 
「どうぞ どうぞ
 
 手前みそ だけど うまく付いてます」
 
 
間髪いれず かみさん
 
   「完璧ですか?」
 
 
「完璧というのはないな」
 
  
   ふ~ん まあ うまくいったならいいか
 
 
レントゲン見ると まるで サイボーグ
 
 
   「今日から 俺は

    サイボーグ009」  
 
 
 
 

よって、4月17日土曜日に退院予定となった。
 
 
 
 
傷口はこんな感じ

傷口.jpg
  
 
 
 
 
4月17日 退院の日
 
 
   なんと 小雪が舞った。
  
 
 
 
この日も スキーの師匠 健ちゃんが 迎えに来てくれた。
 
 
病院へ連れて行ってくれたのも 健ちゃん
 
 
退院で家に連れて行ってくれたのも 健ちゃん
 
 
 
   墓場までは いいから ね
 
 
 
これからも よろしく
 
 
 
 
そして ありがとう。
 
 
 
 
  
 
  
しばらくは、
 

歩くことを 仕事に 
 
 
復帰まで がんばります。
 
 
 
動かないことが仕事
 

 
手術前に 比べたら
 
 
 
よっぽど 俺には向いてる。
 
 
 
 
こんな 励ましの写真も送られてきた。
 
 
 
 
山梨の いとこ からは

菜の花と少女たち.JPG


山梨の桜.JPG


山梨の桃.JPG



浜松の工藤社長からは、

サンバ1.JPG


サンバ2.JPG


どちらにも 
 
 
とっても いやされたよ。
 
 
 
 
 
 
それにしても

つくずく 俺は 運がいい
 
 
怪我も 奇跡的に この程度で済んだ のもそうだが、
 
 
こんな経験ができたのも 運がいい
 
 
   尿瓶による おしっこ
 
   おむつ
 
   おまる
 
   食事
 
   歯磨き と うがい
 
   そして 浣腸
 
 
      すべて、看護師さんのお手伝いによるが
 
 
           ぁ かみさんにもお願いした
          (これ 忘れちゃいかんよね)
  
 
 
    そして 全身麻酔による 危険な手術
 
 
やろうと思っても できないこと 
 
いっぱいできた。
 
 
   
神様は、乗り越えられない試練

     は 与えない
 
そうだが、
 
 
ほんとうだ。
 
 
 
 
 
 
それに、
 
 
4,5年前から取り組んでいる
 
 
サイスのメインテーマ
 
『機能する組織づくり』
 
 
このことによって、完成するのではないかと思う
 
  
 
いや 必ず 完成する
 
 
 
君たちなら できる。
 
 
 
 
そのために、俺は、

今回学んだ 「動かない事が 仕事」
 
に 励む。
 
 
 
今回の入院でできたのだから
 
できるはず。
 
 
 
 
 
 
最後に

お世話になった 飯山赤十字病院 

          東京慈恵会医科大学附属病院
 
の先生、看護師さん リハビリの先生
 
みなさまに
 
 
 
感謝! 感謝!
 
 
 
 
三森先生 よく顔 見せてくれたね
 
心 強かった
 
 
俺が 寝ちゃった後 病室へ
 
きてくれたこともあったんだってね
 
 
手術の時も のぞきに来たらしいね
 
 
あいさつできなくて ごめんね。
 
 
 
 
 
重ねて 俺がいない間 がんばってくれている
 
 
サイスの みんな
 
 
   あ り が と う
 
 
これからも頼むよ。(もう 来なくていいよと言われるかも)
 
 
 
 
 
ご迷惑をおかけしました お客様
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
もう少しで復活できると思います。
 
  
 
 
  
5月12日 水曜日は、
 

怪我してちょうど 2カ月
 

退院後の 初外来
 

これで、復活の予定も決まるでしょう。
  
 
 
 
あっ 
 
「5月12日は、25回目の結婚記念日
 
 銀婚式は
 
 病院で。」
 
 
こんな プレゼントで ごめんね ごめんね

 
 
これからも
 

  
   よ ろ し く
 
 
 
 


 
 


 
 

伊藤社長 株式会社サイス
代表取締役 伊藤 和彦


山梨県山梨市 出身
昭和32年3月生
うお座 B型
座右の銘 「百事如意」

上智大学 大学院(制御工学)修了/スキー SAJ1級/ゴルフ/マラソン/フルマラソン 16年連続完走 ベストタイム 3h22m23s(@河口湖マラソン)/酒/Human Control
(平成20年5月現在)

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