病院でも行くか
自分では10メートルぐらい飛んだ気がした。
気を失わなかったが、何か違う感じはした。
両手がしびれている感じがした。
転倒後、しばらくその場にじっとしていると
手のしびれは なくなった。
首から背中は痛いが、何とか立てたので、
レストランまで滑って行き
休憩 休憩
「しばらく休めば治るよ」
かみさんに
「背中叩いてよ、首揉んでよ」
などお願いして やってもらったが、
一向に回復せず
まさか、これが非常に危険な行為?
なんてことは、全然思わず
今思うと ぞっと する。
1時間程 レストランで休んだだろうか
一向に良くならないので、
ゲレンデサイドの宿「ライムライト」
まで、自分で すべて降りた。
そこで、1,2時間 寝ただろうか
やっぱり良くならない。
それを見ていた
かみさんが、
「病院 行ったら」
この一言がなかったら、今どうなってただろう?
「じゃあ 行くか」
「そうだよ、行って、湿布でもしてもらえば」
ということで、師匠の車で、病院へ
車の中で、師匠
「今晩はあまり飲まないで下さいよ」
「馬鹿野郎、そんな飲まねえよ」
な~んて 会話
今思うと 恐ろし~い
30分もすると 飯山赤十字病院 到着。
きれいな病院だな
まさか、ここに入院するとは思ってもいなかった。
まさか、これがこの病院の全容を見る最後とも知らずに。
職業柄 救急時の受け付けのしかたとか興味はあるが、
その点は今回は省く。
それどころではない展開が
救急外来で、少し待つと
「伊藤さん」
の声
診察室へ行くと、ひげを作った優しそうな先生が
「どうしました?」
「スキーでこけました」
「どんなふうに?」
「・・・・なふうに、首と背中が痛いです」
先生は、両腕にいろいろな方向から力が入るか確認
「力はいるね」
「足動かして
動くね」
といって、今度は、金づちみたいなもので、
手足の関節等をたたかれた
そのあと
「大丈夫だね、じゃあ レントゲン撮ろうか」
「あぁ 念のため、MRIもやる?」
「じゃあ 念のためお願いします」
と 俺。
看護師さんに連れられ、レントゲン室へ
レントゲン技師さんの
「はい あっち向いて こっち向いて」
首を 痛いながら 言われるままに まげて
無事撮影終了
トイレに行って、待合室へ帰るとき
先ほどのレントゲン技師さんが、
心なしか小走りに急いで 診察室へ行く 後ろ姿に
ちょっと嫌な 予感
ほどなく
「伊藤さ~ん」
診察室で、先生から
思わぬ お言葉
「とりあえず、ここのベッドに寝て」
はあ・・・・・?
株式会社サイス代表取締役 伊藤 和彦
山梨県山梨市 出身
昭和32年3月生
うお座 B型
座右の銘 「百事如意」
上智大学 大学院(制御工学)修了/スキー SAJ1級/ゴルフ/マラソン/フルマラソン 16年連続完走 ベストタイム 3h22m23s(@河口湖マラソン)/酒/Human Control
(平成20年5月現在)








